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安住庵日記

地元のうまいもん屋さん紹介④【lapin de garenne】 市内でも稀有な大人のBarで締めの一杯を

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。


四万十市は人口比率でいうと、飲食店の数が全国5位というのは20年前くらいの情報。


いまでは正確な順位はわかりませんが、それでも人口約32,000人の割りには商店街には筋ごとにお店が軒を連ねています。


コロナ禍においては我々宿泊業同様大変な打撃を受けた飲食業界ですが、コロナの終焉とともに人の流れがだいぶ戻ってきているようです。

 


大きく2種類ある夜営業の飲食店。


一つはお食事がメインとなる居酒屋、料理屋さんなど。


そしてもう一つ、おなかが満たされた後に行く女性が給仕をしてくれたり、気さくなママさんのいるスナックの類いは、大小たくさんのお店がひしめき合っています。


上述の全国比率の件は、こちらのお店の数が相当影響しているのではないかと。

 

そして食後に行くお店としてもう一つ〈Bar〉と呼ばれるジャンル。

 

市内では大人が静かにお酒を楽しむことのできるこの手のお店は数少なく、いい意味でこの町に似つかわしくない【lapin de garenne(ラパン・デ・ガレーヌ)】さんを紹介します。

 

 

 

 

 

耳に心地よいJAZZが流れる店内。


長々しい店名はフランス語で〈野ウサギ〉を意味するようですが、由来の程は聞いたことがありません。


店内に入るとすぐ目に飛び込む、奥の壁面や階段にところ狭しと並べられた洋酒のボトルの数に圧倒。


もちろんディスプレイ用でなく提供するものです。


たまにしかお伺いできませんがその時は女将と二人なので、7.8席あるカウンターの右端に座ることがほとんど。


他に5,6名座れるテーブル席があります。


あまり広くない店内は程よい空間を保っていて、ガヤガヤと騒がしいことはないです。



「あまりクセのないものを」とか「ちょっとスモーキーなものを」とか、今まで出会ったことのないウイスキーをリクエスト。


最近ではめっきり飲むことの少なくなったロックでいただきます。


もちろんグラスにはアイスピックで削ったあの独特の丸い大きな氷が。

 

 

 

 

 

地元の旬のフルーツを使ったこだわりのカクテルもありますので、女性向けにもいいですね。 

 

この前に夕食はしっかり食べているのでおつまみを1品頼みますが、全品なのが〈レーズンバター〉。


実は私は子供のころからレーズンが苦手で、ほんの2,3年前までほとんど口にしたことがなかったのですが、ちょっとしたきっかけで食べるように。


中でもこの店のものは、レーズン自体も自前でラム酒(?)で煮詰めて造った自家製で、苦手だった原因の独特の酸味があまりなく、バターとの調和が素晴らしく美味しいのです。

 

 



 

 

ママさんやバーテンダーさんもとてもスマートで心地良い時間を過ごすことができます。


1~2カ月に1回程度しか行けませんがとてもお気に入りのお店です。

 


当庵で夕食をお召し上がりになった後お出かけになられる方はほとんどいらっしゃいませんが、夕食なしの場合など町の居酒屋さんでお食事を満喫した後、ちょっと飲み足りないなと思われたら是非お立ち寄りください。

但し、飲み過ぎて温泉のご利用時間に間に合わなくならないよう10時頃までにはお帰りを。

お店は商店街から少しはずれたところにありますが、ぶらぶらと歩いても10分ほど。


夜7:00から深夜0時過ぎまで営業、定休は日曜日。

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