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安住庵日記

例年と違い〈今年はカメムシが異常発生〉当庵での対処法についてのご案内

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。



今年は全国各地でカメムシが異常発生しているようです。


基本的には一年中生息しているようですが、今シーズンは暖冬だったためにヤツらにとって越冬しやすかったことも影響しているとか。


果樹園等では農作物への被害も多数報告されています。

 

 

 

 


当庵では例年7、8月の夏場に出てくるのですが、今年は4月に入ってからポツポツ見かけ始め、GWの頃には夜になるとガラス面におびただしい数の個体数を確認するように。


従業員も仕事帰りに車を運転していると、ヘッドライトにバンバン当たってきたり、窓を開けて走っているため車内に入り込んでくることもあったとこぼしていました。


このカメムシが放つあの独特な悪臭には誰もが嫌な思いをされたことがあるでしょう。


ハエたたきでつぶすのはもってのほか。


当庵で行っているヤツらの対処法についていくつかご案内したいと思います。



① ペットボトルで捕獲

 

 

空のペットボトルを持ち、そっとカメムシを落としてふたをすぐに閉めます。


あの臭いは自分自身でもイヤなようで、密閉された空間に閉じ込めてやっつけます。


2匹目がいたらこの動作を繰り返し。


ふたを速やかに開け閉めするのがコツです。

 

 


② 凍殺スプレー

 

 

いわゆる殺虫剤ではなく、凍らせて虫の動きを止めるスプレー。


殺虫成分はないので、ピンポイントで個体に当てないと効き目はありません。


ただし、凍らせることができたとしても後には物体の処理があるので、直接触らないで済むようガムテープもご用意。


貼り付けて二つ折りにしてゴミ箱にポイします。

 

ただカメムシは結構高い位置に止まっていることが多いので、このスプレーは至近距離でないとなかなかヒットできないかもしれません。

 

 


③ 暗くなったら窓を開けない

外が暗い時室内が明りに寄ってくる

 

 

ヤツらの活動が活発になるのは夜になってから。


暗くなってから明かりを目指して向かってくる習性があります。


このため一番重要なのは〈室内に入れないこと〉、これに尽きます。


まだ冷房もいらないこの季節。


本来なら窓を開けて外の空気を入れた方が気持ちいいのですが、今年に関しては我慢していただいた方がよさそうです。


網戸にしていてもちょっとした隅間からもヤツらは侵入してきますので要注意です。

 

 


④ デコピン

こんな感じにターゲットにそっと近づいて

 


近くに何もグッズがない時に私がよく行う方法です。


今や世界中で一番有名なワンコの名前となっていますが、子供の頃からよくやっていたコレは結構自分では役立つと思っています。


やり方はいたってシンプルで、あの臭いを放つ前に一撃。


かすっただけだと臭いものを放ちますので確実にヒットさせるのが重要。


しかし屋外ならデコピンの後そのまま放置でいいですが、室内ではどこに飛んでいくかわからないのでやらない方がいいかもしれませんね。

 



完璧ではありませんが、いくつかの対処法のご紹介です。


この中でも経験値からいうと〈①のペットボトルに落す方法〉が一番効果的ではないかと。


もしもご逗留の際にヤツらを見かけることがあったら、どこかに行ってしまう前にお手数ですがとりあえずお試しいただければと思います。


どうしてもの際には退治に行きますのでご連絡を。


自然界を五感で感じられる環境ということは、良からぬ部分ともどうしても共有することになりますが、あらかじめご承知おきくださいますようお願い致します。

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