《紫陽花と水車の原風景》が目に染みる季節です
こんにちは、なごみ宿安住庵・支配人の渡邊です。
GW連休明けには、今日は夏日になります、なんて報道もあったかと思えば、翌日にはまた急に涼しく。
暖房が終わったらすぐに冷房、そしてまた暖房に逆戻りという、エアコンの休まる暇もない状態。
気温の上下変動が激しく体調管理も大変ですね。
そんな気候の中5月も下旬頃になると、町のあちこちではアジサイが花開き鮮やかに色づき始めます。
この花が咲き始めると梅雨が近づいて来ているわけで少し憂鬱な気分になりますが、やはり昨日梅雨入りしたという知らせが。
いえ、梅雨の鬱陶しい季節だからこそ、美しい色彩で和ませてやろうという自然の優しさなのかもしれません。

〈安並水車の里〉はこの辺りのアジサイ鑑賞の最適スポットのひとつ。
先日久々に行ってみると、土曜日ということもありそこそこの人出がありました。
農道の水路脇に並ぶ水車とアジサイとのコントラストはなかなかの見栄え。
でもまだ5分咲きほどでしたね。
これからもっともっと多くの株が色づいていくことでしょう。
随分前に行ったときには珍しい黒い株があったような憶えがあるのですが、今回は確認できませんでした。
黒いアジサイなんて他でも見たことないので、記憶違いでしょうね。

とはいえアジサイにはいろいろな色の花がありますが、これ土壌に関係があるらしいです。
大きく分けて、土が酸性の場合は青い花、アルカリ性の場合にはピンクの花が咲くのだとか。
でも他にも白や紫などの花があり、いろいろな要素が合わさって決まっていくということです。
近くの場所や同じ株でいろんな色の花が咲いているのもなんか不思議な気がします。

これから益々多くの色彩を広げていくアジサイ。
雨が多い季節ではありますが、この時期の代表的な観光スポットに是非足を延ばしてみては。
〈安並水車の里〉は当庵から車で10分ほど。
駐車スペースの他、共同トイレもあります。
現在破損している水車もありますがご容赦ください。