昨年までと違い今シーズンは冬期も運行【四万十川バス】
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
旅行するなら車は必須。
観光スポットを巡るときでも車があった方が圧倒的に動きやすく経済的。
自分自身も当たり前のようにそのように考えていました。
特にここ四万十周辺では公共交通機関は本数が少ないのでとっても不便で、路線バスを乗り継いで観光するのは時間的にもほとんど困難。
そんな二次交通問題を解消すべく、列車で中村駅で降り立ったあとスムースに四万十観光をお楽しみいただけるよう、数年前に〈四万十川バス（通称：川バス）〉が生まれました。
中村駅から西土佐エリアへ向けての往路、そして逆ルートの復路が一日各一便ずつ。
それぞれ停車する観光スポットを変えながら走っています。
このバスは基本的には土日のみ運行（GWや夏休み期間は連日運行）していましたが、昨年度までは閑散期に当たるこの１２月から２月の冬期は運休としていました。
ですが、川バスの本来の目的と多くのご要望があったことから、今年度からは年末年始を除き冬場にも走ることになりました。
そして高知県の観光キャンペーン〈どっぷり高知旅〉を展開している今年度は通常期より格安価格になっているうえ、〈四万十黒潮旅館組合〉加盟の宿泊施設にお泊りの方にはこのバスが無料でご利用いただけるという特典が。
これは川バスをもっと広く普及させて、より多くの車利用でない方にこの町に来ていただこうという目的があります。
無料でご利用いただける期間は来年令和８年３月までの宿泊が対象。
この期間の川バス運行に合わせてのご宿泊は大変便利でお得な内容になっていますので是非チェックしてみてください。
当庵から一番近いバス停は徒歩１０数分の新ロイヤルホテル四万十となり、ここを朝８：００に出発。
チェックアウトが早いために朝食が慌ただしくなるので、代わりにご出発に合わせておにぎり弁当をご用意するようになります。
このようにバス利用についてはそれぞれの宿により対応が異なる場合がありますので、必ずご確認することをお勧めします。
公共の交通機関での旅の醍醐味は、車の運転者だとなかなか味わえない道中ゆっくりとその土地の景色を堪能できることと、時間通りに目的地まで連れて行ってくれること。
そして昼間っからビールなんかを飲めちゃうこともいいですね。
バスや列車に揺られて眠くなったらうたた寝することも。
自分ではまだ経験がありませんが、いつか是非そんな旅もしてみたいと思っています。