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ご宿泊予約

安住庵日記

全国旅行支援「高知トク割りキャンペーン」延長分の電子クーポンの取り扱いの概要について

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。


「全国旅行支援」延長発表を受けて、以前と変更になる気になる点について〈原則的に「電子クーポン」となる〉旨お伝えしました。

年明け1月10日からの再開の前に、昨日高知県から電子クーポンの取り扱い要綱についての通達がありました。

〈高知県では特例的に紙クーポンに〉というかすかな望みはやはり叶わなかったですが、概要を把握するところ「想像していたのよりややこしくないな」というのが第一印象でした。

 

配布する側(宿泊施設)、受け取る側(宿泊するお客様)、そして利用される側(店舗・事業所)それぞれにプラス面、マイナス面がありますが、全体的にはプラスになることの方が多いのでは。


これまでは、チェックイン時にワクチン接種証明書等の条件をクリアする書類を提示していただき、そこで紙クーポンをお渡ししていました。

 

有効期限欄に手書きかハンコで日付を明記する

 


この紙クーポンには有効期限を宿で記入しお渡しすることになっていて、当庵でも多い時には60枚以上この作業に費やしてきました。

四万十市内の一番大きいホテルは当庵の10倍位の規模なので、配布する枚数や推して知るべしです。

当庵は組数が少ないのでそれ程ではありませんが、一般的にはこれまでフロントのチェックイン業務は煩雑を極め、時間もかかってしまい、お客様をお待たせすることも多々あったかと。


それが次の電子クーポンは圧着タイプのハガキ状で、加筆やハンコの押印などは一切不要。

 

 


ご宿泊の方は受領のサインだけしてこれを受け取り、中面のQRコードを読み込んで電子マネーとして取得することになります。

このとき特定のアプリは不要です。

 


以前に東京で個人的に利用した時、まずアプリを取り込んでからの作業となり、お店選びまで結構な時間を要してしまいましたが、今回の高知県版についてはスマホで読み取り機能さえあれば全く問題ないです。

 


チャージされた金額を使用する時、店舗側では特別な端末は不要で、QRコード付きのプレートのみレジ付近に用意するだけ。


使う方はそれを読み取り金額を入力してお店の人に目視してもらいます(PayPayなどと同様)。

 



 

これ、1000円単位でお釣りがでない紙クーポンからの変更点で、使った分だけ金額が減っていきます。


使う人は無駄なく使用できるメリットがありますが、店舗側は今までのように端数を使うために何かもう一つ購入してもらえる、例えば750円の支払いをするとき250円分端数があるので何か足して1,000円以上にするようなケースはなくなります。


それでも店舗側の何よりのプラス面は精算業務の簡素化ですね。

売上台帳と実際に受け取った紙クーポンの枚数を照合し、請求する必要がなくなることは最大のメリットともいえるでしょう。


全国旅行支援の延長に伴い、紙クーポンから電子クーポンへの変更されるにあたり、クーポン取り扱い店舗に向けて継続するか否かの調査がありました。

店舗側では電子クーポンに変更になることで業務が煩雑になることを恐れ、参画しないところも出てきているようです。

高知県は、特に四万十市周辺は使用できるアクティビティや物産展など多く、全国的にも利便性のよいエリアではないでしょうか。


概要を把握すれば、逆に今まで以上にスムーズに取り扱いができるようになりますので、是非とも継続店舗としていただきたいですね。

 


もう一つ気になっていたワクチン接種条件について、縛りがきつくなるのではという情報も出ていましたが、特にそういった連絡はありませんでした。

むしろ、これまでは必ず接種証明書等を必ず確認することが義務づけられていましたが、延長にいたっては、前日に別の宿に泊まった証明があれば(領収書や旅行工程表など)前日に確認していることになるので、そこでは不要となりました。

つまり連続して宿泊する場合は県をまたいでも、旅行開始日の1日目に証明書で確認することにより、2日目、3日目は条件を満たしていると判断するということです。

 


年をまたいで変更になるクーポンについて、はたして間に合うのか危惧していましたが、全体像が見えてきて我々宿側でもホッとしたところです。

クーポンの受け取りや使用方法もずいぶん簡単になる「全国旅行支援」をご活用のうえ、是非四万十へお出かけいただきますようお待ちしております。

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