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安住庵日記

〈雲の上の図書館〉と〈四国カルスト〉は想像以上の感動を覚えた

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。


高知県は面積が広く、私自身25年住んでいながら行ったことのない観光スポットはまだまだたくさんあります。


その中の一つ、当庵にお泊りの方からもよくお問い合わせをいただく〈四国カルスト〉。


今まで機会がなかったのですが、休日を利用して前から気になっていた途中にある〈雲の上の図書館〉にも立ち寄る計画を。


一念発起して日帰りの小旅行です。

 


Google Mapで調べると直接四国カルストへ行く場合は国道56号線を四万十町、中土佐町方面に向かい、197号線で梼原へ向かう方が早やそうです。


今回は雲の上の図書館も見る目的があったので、国道441号線を西土佐方面へ向かい、松野町、鬼北町経由で197号線を進むルートを取りました。


この時以前のブログ《四万十町から四万十市へ向かう国道439号線は「酷道よさく」と呼ばれるほどの要注意道路です!》でもご紹介した通り、やはりカーナビがR439を示す場合がありますので要注意!


四万十川沿いを走ること小1時間。


四万十市の端にある道の駅〈よって西土佐〉で軽食とトイレ休憩。


ここから一旦愛媛県に入り、また高知県へ戻るというルートです。


R441を過ぎたら概して走りやすい道でした。


よって西土佐のあとも数か所の道の駅がありましたが、ノンストップで高岡郡梼原(ゆすはら)町へ到着。


街の中心部は自治体が景観造りを推奨斡旋しているのか、スーパーや美容院、商店など木材を使った建物が目立ち統一感がありました。


それというのも今回の目的の一つ、〈雲の上の図書館〉は建築家の隈研吾さんが手がけたもので、およそ図書館とは思えないような木をふんだんに使ったアートな建物で、是非一度実際に見てみたいと。

 

 


館内に入って絶句。


写真で見ていた以上の素晴らしい建築物で、蔵書もたくさん取り揃えていて、時間の余裕があれば本を片手にゆっくりと時間を過ごしてみたい、そんな気持ちになります。

 



 

 

後ろ髪を引かれる思いで出発。


次の目的地〈天狗高原・四国カルスト〉を目指します。


ここからまさしく雲の上へとぐんぐんと山を上がっていくことに。


外気は急激に低下していき、図書館の辺りから比べると10度位低い様子。

 

車の中からも寒さが感じられるようになります。


そうこうしていると車のCMなどによく使われている一本道に差し掛かります。


山の頂きを走るそれはまるで天空に向かっていくようで壮観の一言です。

 

一本道が右手の尾根伝いにつながっている

 


正直、それまでは全然期待してなくて勉強のために一度、という位の気持ちでしたが、

この感動は実際体験してみないと得られなかったですね。


頂上らしきレストハウス付近では写真を撮ったり、バーベキューをする人も。


ゆったりとした気持ちになれたドライブとなりました。

 



牛が何頭も放牧されている

 

 

走行しているのは2時間20分ほどですが、休憩をはさんで3時間位はみていた方がいいでしょう。


ご予約いただいている方から夕方になって「これから四国カルストを出ます」とご連絡いただいたことが過去にありました。


そこからの所要時間から夕食時間に間に合わない可能性が出てくることから、あせった運転をするようになり、せっかくの満ち足りた気持ちが台無しになってしまいます。


何よりも事故につながる原因にも。


四国カルストは是非訪れた方がいい観光スポットとして再認識しましたが、前後の宿泊地の位置関係を確認し、移動時間を計算してから計画を立てられることをお勧めします。


高知県は県内の移動でも結構時間がかかる、という認識をお持ちいただければと思います。

 

 

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