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安住庵日記

お足元にご不安な方をご同伴される場合にお願いしたいこと

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。

 



先日のこと、駐車場に1台の車が停まりチェックインであろう方が降り立ちました。


その中に杖をついていらっしゃる方が。


玄関に入って当庵の沓脱では2段ほどの段差がありますが、そこでもご同伴の方に抱えられるているような様子。


急いで予約確認をしましたが、そのような情報の記載は見当たりません。


ご予約されたお部屋は〈8畳+6畳和室または和洋室〉のタイプ。


お部屋割りでは〈和室〉になっていたのでその旨をお伝えすると、「ベッドがある部屋だと思っていた」とのこと。


全体写真の中にベッドが写っていたので、そういう部屋であると思い込んでいらっしゃったようです。

 

 

 

通路奥に和室を配した和洋室(違うタイプもあり)
8畳と6畳の襖続きの和室

 

 

 


お選びいただいたこのお部屋タイプ、どういう事で振り分けられるのかということを、以前のブログ【〈和室または和洋室〉のお部屋タイプはどちらかを選ぶことはできますか?】でもご案内しました。


ご希望のある場合は公式サイトからのご予約が最優先、そして次に他のご予約からの分を先着順で。

 

楽天トラベル等予約サイトでは〈選択不可〉となっていますが、ご希望は承っています。

 

当日は同様のお部屋タイプをお選びいただいた他のどなたからもそういったリクエストはなかったので、たまたまそのお部屋割りになっていたということ。

 

ご予約いただく際にはメッセージを記入する欄がありますので、今回のようにお足元にご不安があるような方をご同伴され、ベッドのある和洋室をご希望の場合には、必ずその旨をお知らせいただけたらと思います。

 

 

 

「備考」にはお部屋タイプのご希望やNG食材などのご記入を

 

 

 

 

今やネットからのご予約が主流になり、予約通知メール等の活字でしかお客様の情報を判断することができません。


特別こちらが気を付けることがなければいいのですが、今回のケースではお客様の状況を把握していたら最初から和洋室に割り当てることができ問題を回避できたことでしょう。


当庵の館内はバリアフリー仕様になっておらず、玄関沓脱含め随所に段差があります。


また温泉浴場でも付き添いの方が一緒に入れるようなケースでしたら問題ありませんが、おひとりで入るのにご不便がないかご確認を。


それぞれ状態の程度に違いがありますので、問題なくご逗留いただけるかをご判断ください。


なによりご本人様がお辛い思いをされないようするため、宿側とお連れになる方双方の情報共有が必要になるかと思いますのでご協力をお願い致します。


エレベーターがないとか、浴場まで遠い通路を移動しなければならないとか、宿により設備には違いがありますので、お気軽にメッセージ機能をお使いいただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

あいにくこの日は和洋室の方はすでにチェックインされていて、代替えの和洋室をご用意することができませんでした。


そこで苦肉の策としてお布団を4枚重ねでご用意し、低めのベッド風にして対応することにしました。


起き上がりの際には少しは軽減できたのではないかと思います。

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