【御礼】おかげさまで《四万十市納涼花火大会》は無事に開催することができました
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
夏の暑さを和らげるため五感で涼を感じられるようにとの納涼花火大会。
花火大会の頃には夏も終わりという気持ちになったものでしたが、まだまだ暑さが収まる様子はなくしばらく夏日は続きそうです。
そんな中〈四万十市納涼花火大会〉が予定通り先週土曜日30日に無事開催されました。

全国の花火大会と同様、四万十市でも財政難が課題となっていて、大会主催者は毎回実現に向けて四苦八苦。
ここ数年の取り組みとしては、桟敷席を設けて有料販売することや駐車場の有料化などを始めましたが、以前より継続して行っているのが〈くじ付き協賛券〉の販売。
私がこの地に来た頃は、地元の企業さんや事業所に寄付を集めに回っていましたが、不景気やコロナ禍によってさすがにそれは忍びないと、抽選でいろいろなものが当たるくじのついた協賛券の販売を行い運営費の確保に尽力ししてきました。

ただ、購入してもらう対象はあくまで地元の市民。
お願いにあがると、もうすでに別の人から購入済という当然ながらのケースが。
そうしたことが続くことで、この花火大会目的でお泊りになる方にも協賛券購入のご協力を得られないかと、我々宿泊施設に要請があったということです。
当庵でも昨年から当日の宿泊プランはすべてこの協賛券付き。
昨年は台風の影響で大会が延期となってしまったため、今回初めてチェックイン時に人数分をお渡しすることになりました。
お客さまにはご負担をおかけすることになりますが、大会維持のためご理解をいただければと思います。
当日大会現地にて抽選を行い、今後四万十市観光協会の公式サイトにて抽選番号を発表。
1等10万円の商品券他、当選者には発送の対応をしてくれるそうです。

例年時間間際になると国道では渋滞が発生するようですが、当庵では皆様割と早くにご到着になられました。
温泉にゆっくり浸かり、地酒などでのどを潤しながら四万十の幸に舌鼓。
午後8時の開始前には皆様お食事を終え、屋上展望台やお部屋からなど各々花火を楽しまれた様子。
お天気にも左右されず、多くの皆様のご協力により大会が無事開催できたことに心より感謝申し上げます。
来年も開催においてはさまざまな問題が出てくると思いますが、たくさんの方に楽しんでいただけるよう我々宿泊業もできることを協力していければと思います。
繰り返しになりますが今回ご協力いただいたご宿泊の皆様、本当にありがとうございました。
協賛券の抽選の方も当たりますように。