当庵の挽き立てコーヒーは《四万十珈琲》で焙煎された豆を使用しています
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
旅先で朝食後やご出発前の定番の飲み物といえばやはりコーヒーでしょう。
当庵ではご用命いただいてからその都度サイホンでご用意していて、その工程で香りに誘われ連鎖のようにご注文をいただくことが多いです。


あらかじめ粉状になっているものもありますが、当庵では40年物のミルで豆を挽くことからスタート。
いままでは大手メーカーさんの豆を使っていましたが、数か月前から地元の〈四万十珈琲〉で焙煎されたものに変えています。
〈ORANKU BLEND〉というオリジナルブレンドで、香りが豊かで味わい深いのが特徴。
土佐備長炭を使って焙煎された豆は、通常の製法と違って香ばしい独特の風味が出るんだとか。

私自身も高校生の頃からのブラックコーヒー派。
会社員時代は時間に追われ食事もままならないこともあり、何杯ものコーヒーで空腹を満たしていたようなほぼ主食みたいだったことも。
その時は味わうというより惰性で流し込んでいたような感じでしたが、今では朝と午後は必ずきちんと豆からドリップしていただくようにしています。
以前よくウォーキングをしていた頃、モーニングを食べに通っていた喫茶店で出してもらっていたのでこの豆のことは知っていたのですが、久しぶりに触れ合う機会があり改めてその味わいを感じることに。
当庵で使う豆もどうせなら地産地消の思いで、地元の豆の方がよろしいだろうということでこちらに変更した次第です。

〈ORANKU(おらんく)〉➡〈俺んち〉のという意味の幡多弁です。
ロビー喫茶でも良し、それぞれのお部屋でも良し。
サイホンで都度お淹れすることから少々お時間を要しますので、テイクアウトも承っていますが時間の余裕を持ってご用命ください。
旅先で是非ご賞味いただきたいホッとする一杯です。
