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安住庵日記

仁淀ブルーを体感できる最強スポットかも?【安居渓谷】

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。

 

 

ひと月ほど前、仁淀川エリアの〈中津渓谷〉に訪れたお話をしました。


それまで〈仁淀川観光=にこ淵〉という陳腐で勝手なイメージしか持ち合わせていなかったことを、深く後悔するほどの充実感。


まだまだ残暑、というより夏真っ盛りのような気候でしたが、渓谷ではひんやりと爽やかな空気が身体を通り抜けとても癒された時間でした。

 

 


そして、中津渓谷に行ったことでもう一つ気になっていたのが、同じ仁淀川エリアにある〈安居渓谷〉。


10月に入りだいぶ秋の気配を感じられるようになった先日、季節的に一番いいシーズンであると思い散策に出かけてみました。

安居渓谷は、仁淀ブルーを体感する観光ポイントとして、にこ淵、中津渓谷に次いで自分としては3番目となり、それぞれが車で30分から小一時間ほどの位置関係にあります。


ここ四万十市からはGoogleMapで検索すると真っすぐ行って2時間半程度。


休憩を含めて3時間くらいの所要時間であると目安を立て、お客様のチェックアウト後かたづけをしてから11時頃出発。


途中1ケ所別のところへ立ち寄りしたこともあり、午後2時半頃〈宝来荘〉というこの渓谷観光の拠点となるところへ到着しました。

 

 

 

 

 

 

 

安居渓谷に流れているのは仁淀川の支流である安居川。


ここの散策は結構広い範囲のところに見どころが点在し、車で移動しながらそれぞれのポイントまで散策するというのが基本パターン。


宝来荘脇の駐車場に車を停め、近くのつり橋から見下ろすと眼下に広がる風光明媚な世界。


ここからも下へと降りていくことができるようですが、この先にはたくさんポイントがあるようなので車で川沿いを上流へ向けて移動することに。

 

 

 

真下には渓谷が見えるような造りでスリル感満載

 

 

 

 

しばらく行ったところで車を停めてそこからは徒歩で散策です。

大きな岩場の間を勢いよくあふれてくる川の水流。


そして淵になるところではあの仁淀ブルーと呼ばれる所以のポイントが点々と。


マイナスイオンを身体全体で感じながら〈せり割洞穴〉や〈水晶淵〉〈砂防ダム〉などの自然美に圧倒されっ放し。


どの角度から見ても絵になる風景ばかりです。

 

 

 

せり割洞穴
水晶淵
砂防ダム

 

 



そこからさらに上にも数か所あるようですが、今回は引き返すことに。


ただひとつ、今までの途中にあったはずの一番メインである〈飛龍の滝〉を見落としたと、ここだけは見ようと車で折り返し探す事数分。


そこへは〈乙女河原〉付近の駐車場から安居川の浅い橋を渡り、支流のような水の流れに逆流するように山の方へと入っていく必要が。

 

 

 

増水時には渡れない?

 

 

 


他のポイントとは違い遊歩道からは見えない奥の方にあるので見過ごしてしまったようだと得心しました。


時間的には3時半頃でしたが、曇っているお天気のせいか、山の樹木が茂っているせいか、夕方のように結構暗くなってきます。

 

 

 

途中あった謎の像

 

 

 

 

ジブリの世界観のような森の中を歩くこと数分、激しい音が聞こえてきます。


ありました。

 

目の前に繰り広げられる不思議な自然現象はまさに圧巻のひと言。

 

30メートルもあろうかというところから2段に落ちてくる勢いある滝は、龍が飛び立つ様子に見えることから名づけられたとか。

 

 

 

 

 

 


散策する遊歩道はアップダウンも結構あり、川原では岩から岩へと飛び歩いたりすることになるので、歩きやすいスニーカーが必です。


さらに女性はスカートでなくズボンの方が動きやすいかと。

 

 

 




 

 


紅葉の頃が一番のピークであるだろうことは言うまでもありません。

 

11月いっぱい位は楽しめそうです。

 

 

 

これが真っ赤に染まったらと思うとゾクゾクです

 

 

 


安居渓谷へは国道から県道へと折れて、かなり細い道を20分位進まなければなりません。


我々が向かった時も工事トラックやバスと対向することも。


紅葉シーズンには渋滞緩和のため往路復路で別のルートがあるようで、う回路利用の注意書きもありました。

 

 


仁淀ブルーを味わえるポイントして以前ににこ淵、先月は中津渓谷、そして安居渓谷となりましたが、今回が一番散策エリアが広く見応えがありました。


今回は1時間半位で回りましたが、もう少しゆっくり時間をかけて観ることもできそうです。

 

四万十川へのご旅行と組み合わせて計画なさる場合は、やはり移動時間の確認が必要。


例えば四万十と高知市内の2泊でしたら、中日にこのエリアへの観光は可能ですが、他にも行かれるポイントがある時は、移動時間と現地での所要時間を十分にご検討なさって下さい。


高知県は東西が広くそれぞれに見どころがたくさん詰まっています。


観光できる時間は限られたものでしょうが、四万十グリーンに対して仁淀ブルーと呼ばれるこの地も観光の候補としてご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

 


追記:安居渓谷までの途中、前から気になっていた〈高知アイス売店〉。

 

県内のメーカーであるここのカップアイスは当庵でも取り扱っていて、その商品を直販してるんだなと思っていたら、なんとカフェ。


一歩足を踏み入れると窓からは仁淀川を望み、なかなかいい雰囲気です。


今回現地に赴く前にソフトクリームで小休止したため到着が少し遅れることになりました。

 

 

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