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安住庵日記

お部屋にご用意する飲料水をペットボトルタイプにしたキッカケとその他の目的

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。



当庵ではかねてより飲料水として各お部屋に氷水をポットでご用意してきました。


山のふもとに当庵所有の水源地があり、地下数10mから汲み上げ浄化した井戸水を使用しています。


水道ではないため臭みがほとんどなく、とても美味しいというお言葉も。


何十年も当たり前のようにそのように対応してきました。



ところが、ここのところ所用で市外に泊まる際、ビジネスホテルでは特にペットボトルがお部屋に用意されていることがしばしば。


最初は、何10室もある大きなホテルだと、いちいちポット水を入れて用意することは、水の美味しさや手間の問題で対応するのが難しいからだろうと考えていました。


ですがコロナ禍を経た今となっては、「より衛生面に配慮するため」という思いが加わったのではないかと。


もちろん今まで通りでも何ら問題はないのですが、「未開封のミネラルウォーターを好む」方が増えてきているのかと、当庵でもペットボトルを設置することとにしました。

 

 

 

 


500mlのペットボトルをおひとり様につき1本無料でご利用いただけます。


ただし、常温の状態で設置となりますので、冷水を飲まれたい場合には室内の冷蔵庫で冷やしていただく必要が。


もちろんこれまでのように、ご希望があればポットでご用意することも可能ですので、お水が足りない場合などご遠慮なくご用命をいただければと思います。



このペットボトル、もうひとつの目的としては備蓄品としてストックになるということ。


いざという時の備えとして、水の蓄えは少しでも多くあった方がいい。


震災に見舞われた際「必要なものはとにかく水」という声を多く聞きます。


ライフラインの中でも一番復旧が遅れるのが水道だということも。


当庵も過去に思いもよらぬ設備の故障や配管の破損等で、井戸水が出なくなってしまったことがありました。


その教訓としても2リットルのペットボトルの飲料水を10箱以上置くようにしてきましたが、さらにストックが多くなるに越したことはありません。

 

 

 

 


先日のこと備蓄品をチェックしていたら、有効期限が今年の2月に迫っているものが。


期限が切れてもいざという時はトイレ用にも使えるとはいうものの、置き場所に限りがあるため古いものから先に使用し、新しく買い足していくということにしています。

 

 

 

 

 

ある程度の量があると思っていても、使うとなったら消費するのは本当にあっという間です。


飲み水としてはある程度あれば済むますが、ことトイレの場合だと水洗で一度に流す量といったら数リットルが一瞬でなくなります。


以前の経験からも水の重要性は身をもって感じています。


「備えあれば患いなし」。


準備にはこれで完璧ということはないでしょうが、サービスのちょっとした向上心とともに、なるべく多くの備えの気持ちを持っていこうと思っています。

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