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安住庵日記

NHK朝ドラ「らんまん」の主人公・牧野富太郎博士の出生地、佐川町を訪ねて

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。


NHKで絶賛放映中の朝ドラ「らんまん」。

主人公のモデルとなった植物学者の牧野富太郎博士は高知県佐川町の造り酒屋で生まれ、幼少のころから草木に大変な興味を持ち、後の偉大な功績の礎を築きました。

朝ドラの制作が決まる前には恥ずかしながら同じ県内でもこの町のことは名前を認識している程度で、四万十市からの位置関係も定かでなかったほど。

ドラマの放送も終盤に差し掛かっていますが、そんな経緯もあり、遅ればせながらきちんと訪ねてみようと先日行ってきました。

 



 

佐川町のこじんまりした町並みは懐かしい風情をまとっていて、いい意味で思っていたイメージとはかけ離れていてとても素敵な空間でした。

 

大型の無料駐車場がありますので、そこから歩いて回るのがいいでしょう(上の地図参照)。


古くから造り酒屋や商家が軒を連ねていたことを思わせる〈酒蔵の道〉は、周りを土佐の銘酒・司牡丹の工場や蔵が建ち並び、牧野博士の生家も〈牧野富太郎ふるさと館〉としてゆかりのある物を陳列。

 


 

 

町並みに溶け込むように昔の蔵をリニューアルした喫茶や調度品のお店が数店。

保存状態が良かったのでここまでの一体感、統一感が生まれるのだろうと関心です。

 

銀行の建物も一体感がある

 



それぞれのお店に立ち寄り、アイスクリームをいただいたり、お土産を買ったりと雰囲気ある店内を満喫できました。

 

残暑厳しい日でしたが、扉や窓を全開にしていると爽やかな風が通り抜けてこのうえなく気持ちいい。

 

すぐ裏には牧野少年が植物目当てに通っていたという山があるのに、「虫が入ってこないのかな」と要らぬことを思ってみたり。

 

 


元須崎警察署佐川分署

 

 

元々呉服店だった〈キリン館〉では好みの雑貨がところ狭しと並べられ、飽きることなく目の保養に。

ドラマの主人公役の神木隆之介さんもその雰囲気に一目惚れし、一俳優としてのカレンダーの撮影をしたというのもうなずけます。

再度訪れてみたいお店です。

 

 

神木さんのカレンダーカット風の女将

 

特別に2階部分にも上げていただきました



佐川の町はアクティビティなどは一切ありませんが、観光地として文字通り〈その土地の光るものを観る〉という表現を実感。

ドラマは9月いっぱいで終了しますが、それとは関係なく楽しめるだろう佐川の旅でした。

 

左は当庵でも扱っている「司牡丹純米吟醸」 右はドラマ化を記念して発売された「マキノジン」 下のおちょこはキリン館で購入

 

マンホールの蓋も遊び心満載

 

 

〈にこ淵〉や〈四国カルスト〉にも程よい距離で、1泊目高知市内を出発し、2日目四万十泊なら中日一日がまるまる使えますので、佐川町と併せてどちらかに立ち寄ることもできますよ(すべて回るのは少々キツイです)。

車移動の場合のコース例はコチラ。

9:00高知市内出発~小1時間~10:00着〈佐川町を観光〉11:00発~約90分~12:30着〈四国カルストを観光、昼食など〉14:00発~約150分~16:30四万十市・なごみ宿安住庵着

四国カルストの代わりににこ淵を選ぶ場合、四万十市へはもう少し早く着きます。

こんなコースの2泊のご旅行はいかがでしょうか。



この2ケ所の観光スポットについては以前に書いたブログをご参照ください。

仁淀川「にこ淵」を観光して四万十市の当庵に宿泊する際は移動時間にご注意
を‼】

〈雲の上の図書館〉と〈四国カルスト〉は想像以上の感動を覚えた

 

 

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